解答
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全圧=分圧の和より,封入した酸素の分圧は,全圧から一酸化炭素の分圧を引いた,
である。この反応前後の分圧の関係は次のように表される。
これより,反応後の酸素と二酸化炭素の分圧は,それぞれである。また,気体の場合,分圧の比と物質量の比は等しいので,反応後の酸素と二酸化炭素の物質量の比もとなる。酸素と二酸化炭素の分子量がそれぞれ,32,44であることから,混合気体の平均分子量は,
となる。
混合気体の全圧=成分気体の分圧の和
気体の平均分子量
平均分子量=(成分気体の分子量×モル分率)の和
(例)物質量の比がの空気の場合