図1のような実験装置を使って,ある揮発性物質A(沸点)の分子量を求める実験を行った。この実験について,下の問いに答えよ。原子量または定数は,気体定数を使うこと。
操作① 内容積の丸底フラスコの口をアルミホイルでしっかりと巻き,小さな穴をあけておく。このときの丸底フラスコとアルミホイルの合計の質量はであった。
操作② 室温で,この丸底フラスコの中に物質Aを加えて湯の中へ入れ,湯の温度をに保ったところ,丸底フラスコの内部は物質Aの蒸気のみで満たされた。余分の物質Aはアルミホイルの穴から外へ逃げ,丸底フラスコの内部に液体は残っていなかった。(このときの大気圧はであり,外部の大気圧と丸底フラスコ内部の物質Aの気体の圧力は等しいとする)。
操作③ その後,丸底フラスコを湯の中から取りだし,周りから水で冷却し丸底フラスコの内部の温度を室温に戻した。丸底フラスコ内部には凝縮した物質Aが少量存在し,アルミホイルをつけた容器全体の質量はであった。