- 楽浪郡ヒントに倭が使者を送っていた
- 倭人は百余国に分かれる
- 定期的に朝貢する
小国の分立状態のなかで倭のいくつかの勢力は中国王朝に朝貢した。ヤマト政権の大王は国内の統合をすすめるとともに,朝鮮半島での立場を有利にするために中国王朝に朝貢し冊封を受けた。
市が開かれ交易が行われる
統治組織や租税・刑罰の制度が存在
大人と下戸などの身分が存在
<歴史>
ヤマト政権内部では豪族の権力争いの一方,対外的な危機感を背景に天皇を中心とした中央集権的体制が次第に構築されていった。大宝律令の完成により律令体制が整った奈良時代には,藤原氏が政界に進出し権力争いが繰り広げられた。
天皇 | 政策・事件など |
崇峻 | 蘇我馬子により暗殺 |
推古 ※ |
初の女性天皇 蘇我馬子・厩戸王が補佐 冠位十二階ヒントを制定 憲法十七条を制定 |
舒明 | 最初の遣唐使ヒントを派遣 |
皇極 ※ |
山背大兄王が蘇我入鹿により滅亡 乙巳の変ヒントがおこる |
孝徳 | 新政権で政治改革を実行ヒント 難波へ遷都 改新の詔を出す |
斉明 ※ |
初の重祚 百済復興へ大軍派遣 |
中大兄皇子 称制 |
白村江の戦いヒントで敗北 豪族を再編成 近江大津宮に遷都 |
天智 | 近江令を制定? 庚午年籍を作成 |
天武 | 飛鳥浄御原宮で即位 八色の姓ヒントを制定 飛鳥浄御原令の編纂 |
持統 ※ |
飛鳥浄御原令の施行 庚寅年籍を作成 藤原京に遷都 |
文武 | 大宝律令の制定 |
元明 ※ |
和同開珎ヒントの鋳造 平城京ヒントへ遷都 蓄銭叙位令を制定 |
元正 ※ |
養老律令を編纂(施行は孝謙朝) 『日本書紀』の完成 百万町歩開墾計画の立案 三世一身法ヒントの施行 |
聖武 | 長屋王の変おこる 光明子の立后 藤原氏4兄弟ヒントの死 橘諸兄が政権掌握 藤原広嗣の乱おこる 恭仁京・難波宮・紫香楽宮へ遷都 国分寺建立の詔 大仏造立の詔ヒント 墾田永年私財法の発令 |
孝謙 ※ |
大仏開眼供養の実施 藤原仲麻呂の台頭 橘奈良麻呂の変おこる 養老律令の施行 |
淳仁 | 藤原仲麻呂が擁立 孝謙太上天皇と結んだ道鏡台頭 恵美押勝の乱で廃帝 |
称徳 ※ |
孝謙天皇の重祚 寺院以外の開墾を禁止する 道鏡ヒントが太政大臣禅師・法王就任 宇佐八幡神託事件 |
光仁 | 天智天皇の孫 |
※女性
平安時代初期には律令体制再建の努力がなされたが,やがて時代の流れに沿った体制が構築されていった。天皇と外戚関係を結んだ藤原北家の中心人物が政治を主導する体制が確立し,いわゆる摂関政治がおこなわれた。